6月24日(金)3時間DJします~♪

6月24日(金)、青山のLOOPというクラブで3時間のDJをします。場所/シチュエーションは様々だけど、なんだか最近3時間プレイが続きますね。この日はクラブのダンスフロアということ、そしてフライヤーに“ブリストルサウンド~ディープな音楽好きに”という文句もあるので、そんな感じでお届けしたいと思います。僕のDJは多分23時から、アウェイなので直球主体の勝負になるかと思います♪ 一緒にお呼ばれしたSEAPくんはZEROでもお買物をしてくれているDJでもあるので、間違いない夜になるんじゃないかと思います。
レゲエに再接近するグライム3曲
実はポスト・グライム世代のギャングスタ・ラップ(road rap)もこの1年ぐらいの間にすごくダンスホール・レゲエの影響を受け始めていて面白いんですよね。ジャングル~グライムに至る流れとはまた別の受け方ですけど。
もともとブリクストンとかの連中はダンスホール要素は自然にあったっぽいんですが、最近のmixtapeカルチャー(他人のトラックを使ってラップを乗せる)の上にダンスホールのトラックも使う、というのが出てきたのかなと。
で、やっぱりそのきっかけになったのがこのビデオかなと。このレベルの知名度の連中のビデオにしては凄い再生数です。
Shower Malik Cashtastic, Shaqavelly, Y size, TG, Famez, Colorz aka Mr Myagi
カッコいいですね~。シンセのフレーズと無駄をそぎ落としたトラックの感触はグライムらしさが出ていますが、スネアのリズムはダンスホール。確かにコレはインパクトあります。(追記&訂正:このトラックは、ジャマイカのダンスホールのトラック――VYBZ KARTEL - TOUCH A BUTTON NUH/SPRITE RIDDIMにラップを乗せているのだそうです。不勉強でスミマセン!)
THE SPECIALS - Why Dub
Why Dub
Why Part II
Why?
THE SPECIALS「GHOST TOWN」(6/20はシングルのリリースからちょうど30年!)のカップリング曲「HWY?」のデモ・ヴァージョンとダブがYouTubeに上がってました。
WOOOO RIDDIM by S-X
↑は、なんと45トラックに亘ってMCが代わる代わる登場するMIXTAPE。コチラにトラック・リストとしてMCの名前が出てますが、本当に蒼々たるメンツ。
SY FUNKY? ~シリアのスピーカーから

FacebookでRASHA(ブリストル在住のエジプト人女性)が紹介していた、BJÖRKをシリアのOMAR SOULEYMANがリミックスしている風景を撮った動画を観て、モロモロ一段落したし……とシリアのDABKE音楽を探ってみました。
音は荒くてグライムにも(自分の中では)通じると思うんだけど、あのダンス(DABKEはシリア語で“足を踏み鳴らす”という意味だそう。この辺も読んでみて)はどうにも牧歌的……というそのギャップに以前からクラクラしていたので、イイ機会♪というわけです(節回しにはインドやジプシーの流れも感じたりするしね)。
Cockney & Yardie: How dancehall birthed UK raving
■Cockney & Yardie: How dancehall birthed UK raving | HeatwaveThe dominance of MCs in the UK rave scene became even more established as garage developed into grime. Wiley's Eskimo dances were explicitly based on dancehall stageshows like Sting, with clashes between artists a key part of the experience. And let's not forget that even something as fundamental and taken for granted as a reload is a concept gifted to UK rave by Jamaica.
このブログでもSoundSystemタグで書いてきた最近のネタと被るテキストが、『AN ENGLAND STORY』の監修でおなじみのTHE HEATWAVEのブログに掲載(なんというシンクロ♪)。ジャマイカのダンスホールがUKのレイヴ(ジャングル~ガラージ~グライム~ダブステップ含む)にどんな影響を与えてきたかについて掘り下げています。
ということで、また宿題が増えました。
JAMES BLAKE plays Anti-War Dub (Digital Mystikz)
今日はJAMES BLAKE来日公演の前売チケット発売日でしたね。僕は東京と名古屋の2公演のチケットを押さえました。こんなコトするの何年ぶりだろう? 本当に楽しみです。
ココに貼っているのは、アンコールで演奏しているらしいDIGITAL MYSTIKZ「ANTI-WAR DUB」のカヴァー(ちなみに、音声だけならコッチの方がクリアーです)。早く轟音で浴びたい!
■JAMES BLAKE DISC SHOP ZERO
AN ENGLAND STORY mix (2006)

■An England Story (Mix) - The Heatwave
2008年にSOUL JAZZから「FROM DANCEHALL TO GRIME: 25 YEARS OF THE MC IN THE UK 1983-2008」という副題で同タイトルのコンピレーションがリリースされましたが、このMIXが布石となっての企画でした(→ZERO在庫チェック)。
最近連続して投稿している内容をバッチリとフォローする、80年代のUKダンスホールからグライムまでを網羅した素晴らしいMIX/コンピです。完璧♪
BETSY DADD
■http://betsydadd.blogspot.com
おなじみRACHAEL DADDの妹(としての方が日本では通りの良い)アーティストBETSY DADD。久々にウェブを探索してみたら、自身のサイトは大充実だし(アニメも良いけど絵も良い!)、個人的にも頼りにしているウェブジン『DON'T PANIC』で“注目のイラストレーター/アニメーター”として紹介されているし。
Late Nite Session (2002)
1985年のブルーズ・クラブの様子をとらえたショート・フィルム(2002年製作)。この舞台はハッダーズフィールドという町だそうですが、ブリストル情報ブログでもたびたび言及している、英国各地で広がっていた(一般住宅の)地下クラブの空気を上手に伝えています。