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E-JIMA's blog

 DISC SHOP ZERO代表の個人ブログ。
 

サウンドシステムとダブプレートとスキマとコミュニティと



昨日、若いお客さんとの会話から思い出した「London Beats」。Jazzie Bが作った、Soul II Soulサウンドシステム用のダブプレート。後にブート12インチでもリリースされましたが、そのダブプレートをプレイする動画がRBMAのインタヴュー中にあったので抜粋。曲の前後の喋りも面白いこと話してますので、どうぞ聞いてみてください。
Jazzie B | Red Bull Music Academy

サウンドシステムでポピュラーだったレゲエから、若者たちが求めるR&Bやヒップホップのギャップを埋めるために、こういうダブプレートを作っていた……というのを随分前にどこかのインタヴューで読んだ気がするんですが、思い出せません。もしかしたら妄想かも…(でもそれも面白いからそのままで)。
で、お客さんとの会話は、そういう必然性が現在の、ダブステップ以降の若いDJ/プロデューサーたちがハウスやテクノ、そしてレイヴ(ジャングル)味の強い曲をリリースしている理由ともリンクするのでは?ということで。
全てはサウンドシステム〜ダブプレートの文化。前のエントリで紹介した『WIRE』のYoung Echo特集で、KahnがKahn & Neekのグライムについて同じようなことを言っているし、遡ればSmith & Mightyだって、そういう感じなんだと思う(だからカヴァーが多いというのも納得できるというか)。Peverelistは、Kahn & Neekにとってはグライムがそうであるように、彼にとってはジャングルが彼の世代のサウンドシステム・ミュージックと。
もっと昔にいけば、レゲエのリディムの使い回しや、ヒップホップがサンプリング(というかブレイク)を使うのも、そういうことなのではないかと。サウンドシステムという、音楽を媒介にしたコミュニティの場で威力を発揮する、(リディムやブレイクで盛り上がったりという部分も含めた)感覚を共有するためのダブプレート。現場直結。

そう思うと、最近リリースされる12インチが本当に面白い理由も解ってくるような気がします。ZEROで最近まとめはじめた、いわゆる“スキマ系”とか、まさにそんな音でしょう。で、そういうのが練られ研ぎ澄まされると、次のキラーでありクラシックが生まれるんだろうなと。僕はその発火点を体験したくて、こういう仕事をしてるんだなと、改めて思いました(沢山の“○○したくて”のひとつだけど)。

photo2.jpg
photo from http://www.derek-yates.co.uk


余談ですが、「London Beats」とダブプレート云々の話の出典を探そうと徘徊していたらDobieのインタヴューにあたり、そこで、彼もメンバーだったSoul II Soulの最初のシングル「Fairplay」には、JazzieBやNellee Hooperのほか、Young DisciplesのMarco NelsonやBrand New HeaviesのAndrew Levyが参加していることを(今更)知ったり、録音のAddis Ababa StudiosはAddis Rockersの所有と知ってビックリ。
Addis Ababa Studiosは、Jah ShakaやTony Allen、Aswadの作品も録音されている場所。Addis Rockersは、Mark Addis、Victor Addis、そしてTony Addisの3人組。さらにTony Thorpeは、Addis PosseでNo Smokeで、そしてなによりThe Moody Boys!! Soul II Soulには創設者のひとりDaddae Harveyもいたし、DaddaeといえばJoey & Norman JayとのThe Truthがあるし。
戻ってDobieはDepth ChargeことJ Saul KaneプロデュースのNSO Force出身で、London Posseのプロデュースも手がけていたり……と書き出すと、余談のくせにキリがないので止めますがw、80〜90年代のロンドンのカリビアン・コミュニティの繫がりと広がりが浮かび上がってきて、俄然興味が湧いてきました。この角度で見ていくと、グラウンドビート〜アシッドジャズ〜ブロークンビーツの別の側面も見えてきます(僕自身は)。西ロンドン〜!!

※文中の人名などで音源が気になる方はZEROの検索をご活用ください。

Tag :  宿題 英国 繋音
 
 
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