「レコード屋の日」なのか「レコードの好きの日」なのか

レコード・ストア・デイ。限定品のリリースが増えるのはまぁ良いけど、買取のみの現行の日本のシステムだと、却ってレコ屋を苦しめることになるような気もしている。しかも国内盤の場合、卸値75%だったりする場合も。。。
— Naoki E-JIMA (@discshopzero) April 9, 2014
今年のレコード・ストア・デイ(Record Store Day)は4/19です。ZEROも本国スタートの08年からこんな風に毎年やっていますが、今年は何をしようかな?…と、定休にダラダラ考えていたところ、色んなことが巡り始めてしまいました。
メーカー的な業務もやっているディストリビューターには、こんな悩みもあるようで↓
もちろん、レコード好きな人がレコード屋に来てくれるわけなんだけれど、売る側が「限定盤を売る」ことだけに頼っていたら、このイベント本来の意義とは逆の結果が生まれると思う。レコードを買ってもらう/売るだけじゃない「何か」がレコード屋にはあるということを積極的にアピールする日——という風に捉えたいものです。イベントは年に1日だけだけれど、残りの364日に何を見せられるか。。。Record Store Day 2014 Frustration | Kudos Distribution
http://www.kudosdistribution.co.uk/record-store-day-2014-frustration/
「限定レコードを手に入れる」んじゃなくて「レコード屋に行って買い物をする」のを楽しむというのが本来だと思う……から、ゼロに行ったら何が楽しいか、また来たいと思ってもらえるか、をこの日に向けて考えるイベントという風に考えてます。自分にとっては、毎日がレコ屋の日だけどね。
— Naoki E-JIMA (@discshopzero) April 9, 2014
去年も書いてた>> 毎日を“レコ屋の日”にする http://t.co/DeP4542iKz
— Naoki E-JIMA (@discshopzero) April 9, 2014
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4月19日はレコード・ストア・デイ。小規模運営のレコード・ショップを祝福しようと始まったイベントも今年で7回目。年々規模が拡大し、リリースされる限定盤の数も増え、こんなコトも考えてしまっています(コラムの本題ッス)が、もちろん今年も(勝手に)やります。
2014.04.18 14:39
Record Store Day 2014、ありがとうございました。
オープンから途切れることがなく人が来てくれて、お買い物してくれたり、お喋りしたり、クッキーを食べたり、差し入れをいただいたり、楽しい時間でした。
たまたま居合わせた、知らない同世代同士を繋いだり、あるミュージシャンのデモを聴かせてもらったり……。そしてそんな会話や音楽に耳をそばだてながらレコード選びをしてい...
2014.04.20 09:01