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E-JIMA's blog

 DISC SHOP ZERO代表の個人ブログ。
 

レイヤーのスキマから

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ZEROの通販で買い物をはじめたときは香川の大学生だったお客さんが、初めて下北沢の店にやってきてくれました。
初体面は、G.RINAのツアーに同行した2005年。実際にお会いしたことはその時だけなんですが、でも覚えているもんです。見た目は互いに変わりましたが(笑)、お話をして受けた感覚は変わらずで、嬉しかったです。
彼は、それ以前から通販でお買い物をしてくれていて、好きな音楽の傾向はそれなりに把握しています。ここ数年は忙しいお仕事のせいもあり、頻繁にはご利用いただけていませんが、そのときどきのご注文内容も、やっぱりスジが通っているんですね。

互いに変化/進化しながら、交差するところはしっかり残っている……つまりジャンルじゃないところで音楽を聴いているってことなんじゃないかなぁと思います。長くお店をやっていて嬉しいのはこういうところにもあります。勝手に「卒業」しちゃう(というかそう思い込んでいる)人も沢山いますからね。あ、先日のAGOくんの話にも繋がりますな。


上に貼ったのは、そんな話の中で「最近のオススメを」ということで紹介したFizyy Veins - Kool Down / Go Home(のA面)。「!!流石ですね」という反応で買ってくれたのは、心の中でガッツポーズでした。ZEROでプッシュしてきた音楽の変化を長い目で見ながら、つき合ってくれている人にはジャストな1枚なんじゃないかなと思うんです。色んな要素……音楽スタイルや歴史が薄いレイヤーで重なっていて、聴く角度で色んな風に感じるができるかと。

いまのZEROしか知らない人は、ウチを「ダブステップの店」と思うかもしれないですが、色々と経てきての今なのです。それを押し付けて理解してもらおうなんておこがましい考えはないです。でも、そういう積み重ねが色んなことの根っこになっている、っていうことは分かっていると良いかなと思います。責任者や運営がコロコロかわる大規模なモノ(組織や会社)は別として、インディペンデントでDIYな物事は、そういうものですよね。八百屋さんだって、そうでしょう。

ZERO同様このブログも、読んだ時点で答えを出すようなことはしたくないです(書いている僕自身も、この時点で答えを見つけようとは思っていません)。読み続けるほどに、読んでくれている人の中に色んなものが積み重なって、その断面が多様で面白く、かつ強固なものになるようにしたいです。上に貼ったBlackdownの写真のように。こういう視点を持っているBlackdown、やっぱ好きです。


こちらはB面。このダンスホールの力加減も絶妙です。

余談ですが、彼と会ったのが何年だったか振り返ったときに再度読んだこのテキスト。いまでも熱く響いてきちゃたので引用しておきます。

ナイヤビンギ儀礼であれ、巷のヒットチャートを賑わすポップスのレゲエであれ、
ラスタファリアンの音楽に耳を傾けるものなら、
社会の様々な抗争を映し出す不協和音の構造が、
その低音のビートの奥に存在していることに気づくだろう。
不協和音は現実のものにせよ想像上のものにせよ、
この社会自らが産み出した、
社会と文化の不調和による疎外を示しているのだ。
ジャマイカが産んだこのビートと思想は
ある時はロンドンのパンクロッカー達に熱狂的に支持され人種と文化の新たな交配を産み出し、
またある時はクールハークという一人の開拓者によってニューヨークに持ち込まれ
ヒップホップというスタイルを産み出した。
それらは更にブリストル、トーキョー、パリなど時代や背景は違えど各都市で受信され、
それぞれ独自の解釈を加えながら消化され、都市のビートへと昇華したのだ。
我々はそれら全てのルーツ&カルチャーを「レベルミュージック」と称し標榜している。
先駆者達の実験と実践の繰り返しが産んだ凄まじき実感と存在感の音世界を体験してほしい。

鎌田 洋

Tag :  日記 DSZ
 
 
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