レイ・マイティが怒ったこと

でも数年後、レイ・マイティ(Smith & Mighty)をはじめ、本にも登場する何人かがその内容に怒っているという話を聞きました。たとえば、レイは「『○○年に△△が』とか、そんな風にポンポンと生まれたんじゃねぇ」という感じで。全ての物事は小さな流れが繋がって重なってグラデーションのように変化していったのに、突然あるコトが生まれたかのように書かれていると。
……ということを、今日ふと思い出しました。
外からとか後から見ると単発で出来事が起きたように感じても、その流れの中にいるとそういう風には感じないということなんですね。たとえば、僕らが「ブリストルの音楽」と括ってしまうことを、現地の人たちは「ブリストル・サウンドなんて無ぇし」と返すように。よくある「シーン」云々のアレもそういうことですよね。
でも、敢えてそうすること、そして、そうすることでしか伝えられないことも確かにあるわけで。
どっちが正しいとかいう話ではなく。
大切なのは、両方からの視点があるということを心に留めておくことなんだと思います。外側から、そして外側に伝えるときには特に。受け手としては、敢えてそういうのを無視した方が面白い解釈ができることもあるというのも分かった上で。
まぁ音楽だけに限った話ではないですけど。
でも、敢えてそうすること、そして、そうすることでしか伝えられないことも確かにあるわけで。
どっちが正しいとかいう話ではなく。
大切なのは、両方からの視点があるということを心に留めておくことなんだと思います。外側から、そして外側に伝えるときには特に。受け手としては、敢えてそういうのを無視した方が面白い解釈ができることもあるというのも分かった上で。
まぁ音楽だけに限った話ではないですけど。
Genre : 日記 ひとりごとのようなもの
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イギリスの老舗雑誌、その名も『Record Collector』の2017年4月号に7ページに渡るブリストル特集が掲載されています(画像はコチラに)。そこに、最近移転したばかりのショップ(&レーベル)Idle HandsのChris Farrellによるトップ5も掲載されていて、そこに私めがリリースしたSmith & Mighty「Brain Scan」も選ばれました。今では45ポン...
2017.03.31 01:42