ギャングの勧誘

ブリストルの若手Lemzly Daleが来日ってことで、彼の面白さを伝えたく過去のインタヴュー記事などを漁っていたんですが、その中で読み返したこの記事が面白かったので、少しだけ訳してみました。
2013年7月に開かれたSureskankパーティ(Boofyが参加したBANDULU003のリリース兼)の直後の取材で、BoofyとLemzのSector7Soundsの001のリリース準備作業中。今から4年半前のことだと頭に入れて読むと、その後の色々もグッときますね。
そしてBoofy。LEMZ「Joe McGannとSam Barrett、Kahn & Neekだよね、マジ。2人はギリギリで連絡してきたんだ。イヴェントをやるってことは知ってたんだけど、彼らが空いてるかって訊いてきて。もう殆どのメンツが決まってた。俺は、もちろん参加するって応えた。」
BOOFY「あの曲(Since When / BANDULU003収録曲)は、俺が14歳から曲を作り始めて初めてのグライムだったから、反応は嬉しかったね。BANDULU001の翌日に作ったようなもんだし。(Lemzly Daleを指差して)お前が最初にアレを聴いたんだよね、覚えてる? F-tizzyのアカペラを乗せてたんだよね。グライムの前はダブステップをいっぱい作ってて。ダブステップの重いとこが好きで、特にダブとクロスオーヴァーしてるやつ。Since Whenを作ってすぐ、Kahnが訊いてきたんだ。Kahnの音楽を聴いて育って、彼のサウンドに影響を受けてきた俺にとって、Kahnが俺のレコードをプレイしたいなんて、マジ光栄なことで。それまでは彼と接点がなかったし。」
なんか、何度も読んだ光景な気もするけど。これがブリストルなんだろうね。あの大きさだからできる「繋いでいく」ということも込みで。「俺にとっても初めてプレイしたSureskankの夜だったんだ。俺はいま20歳だけど、若すぎてグライムのイヴェントにはそんなに行ってなかった。そこに居て、KahnやGemmyとかとプレイするなんて、ヤバすぎだよね。だって俺はこの4〜5年、Kahnの音楽を聴いてきたんだから。Banduluに関わって、Kahnや他のアーティストと喋ることだってヤバいよ、みんな関連する音楽を作ってんだからさ。ブリストルにはコミュニティの大きな感覚みたいのがあるよね。いま準備しているこのレコード(S7S001)も、みんな助けてくれてるんだ。近所のIdle HandsのChrisは発送用の箱をタダでくれて、時間とお金が節約できた。ブリストルならではなコミュニティの側面だよね。」
そのSureskankの夜の録音から抜粋した音源がコレ↓。
[selection] @LemzlyDale ’s 10 BRISTOL Classics https://t.co/Sfi6vvTi0w
— DISC SHOP ZERO (@DSZ_news) 2018年1月20日
2月中旬に来日し3カ所でギグを行うブリストル新世代Lemzly Daleに、“ブリストルの10曲”を選んでもらいました。 #Bristol #tunes #LemzlyDale #mofire #blockparty #BS0xtra via https://t.co/qj5Oie6LN2 pic.twitter.com/WEIkX7TNMH