2000000円?!

ロンドンから来日しているお客さんが、店内をスルドイ目つきでブツブツ言いながら見ている。
で、おもむろに「失礼、英語は話せますか?」。「少しだけ(←いつもこの返事)」。
「このBANKSYのプリントはどうやって手に入れたんですか?」。
あ~来たな~、と思いつつ入手の経緯を話す。すると「私はエージェントと知り合いだから、もしご希望であれば鑑定に出せますよ」。「いや、鑑定は必要ないです」……というか、初めて会ったこの人が信用できるか、まだ全く分からないし! 「うむ。もしこれが本物なら、私の見立てでは……200万円の価値があると思います」。
「これをくれた友人も、100万円とか言っていました。でもそれは僕には関係なく、売る気もありません」と伝える。「フレームに入れなさい」「いいえ、このままがいいのです」「このままでは傷んでしまいます」「家にもう1枚あるから、いいです」「では、せめてアクリルのプレートで挟んだら?」「アドバイスありがとうございます」――。
念のため記しておくと、その方はとても紳士的で、言葉からも外見からも胡散臭さは全くありませんでした。CDとレコードも購入してくれたし、いい方ですw。
ただ、僕個人としては、こうやって貼っていること自体がひとつのメッセージであり、立場の表明……って書くと大袈裟だけれど、そんな風な思いを込めて貼っています。
そして、仮に本当に200万円の市場価値があるとして(なくても、自分の宝物であることに変わりはない)、それをこういう風に貼れるというのは、ZEROでお買い物をしてくださっている皆さんを信頼している証でもあるのです。
だから、これがフレームに入ってしまったり、剥がされていたときは……。
念のため記しておくと、その方はとても紳士的で、言葉からも外見からも胡散臭さは全くありませんでした。CDとレコードも購入してくれたし、いい方ですw。
ただ、僕個人としては、こうやって貼っていること自体がひとつのメッセージであり、立場の表明……って書くと大袈裟だけれど、そんな風な思いを込めて貼っています。
そして、仮に本当に200万円の市場価値があるとして(なくても、自分の宝物であることに変わりはない)、それをこういう風に貼れるというのは、ZEROでお買い物をしてくださっている皆さんを信頼している証でもあるのです。
だから、これがフレームに入ってしまったり、剥がされていたときは……。
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