PRE-ACID=POST-DUBSTEP/JUKE?
先週ZEROに到着したCHARANJIT SINGH『SYNTHESIZING: 10 RAGAS TO A DISCO BEAT』。シカゴ~アシッド・ハウス革命前夜、1982年に録音されたインド産レコードなのですが、これが予想を裏切るオモシロイ内容だったので少し調べてみました。
当時インドで数百枚のみが発売されたというこの作品を手掛けたのは、インド映画音楽=ボリウッドのセッション・ミュージシャンCHARANJIT SINGH(SUBLIME FREQUENCIESのコンピ『BOLLYWOOD STEEL GUITAR』にも数曲が収められています)。
簡単に書くと、インド伝統の旋律であるラーガをシンセサイズするというのが狙いだったようで、オリジナルのスリーヴ(→コレ)で見ると判りますが、JUPITER-8、TR-808、TB-303といった機材を使って演奏されている模様。さすがにボトムに太さがあまりないですが、このヒプノ感は天晴です。
英語ですが↓に本作品に関する、とても面白い考察が載っています。
■geeta deyal » Thoughts on ‘10 Ragas To a Disco Beat’
■geeta deyal » Further thoughts on ‘10 Ragas to a Disco Beat’
これによると、82年ば前述のシンセ類は発売されたばかりの時期で、さらにMIDIが一般化するのは83年だそう――そう考えるとなかなか面白いですね。しかも(上リンク先でも指摘していますが)インド人が英語のマニュアルを把握できるのか?……など、謎も尽きません。
どの曲もBPMは大体140を挟んだ感じなので、ダブステップ、特に“POST-DUBSTEP”なんて呼ばれるサウンドにも通じるところがあるような気がします――例えばココで触れたADDISON GROOVEとか。ジューク(JUKE)とか。あ、あとコレコレ! BPMを測ったりしつつ、ぜひお試しあれ。
■DISC SHOP ZERO:CHARANJIT SINGH『SYNTHESIZING: 10 RAGAS TO A DISCO BEAT』
簡単に書くと、インド伝統の旋律であるラーガをシンセサイズするというのが狙いだったようで、オリジナルのスリーヴ(→コレ)で見ると判りますが、JUPITER-8、TR-808、TB-303といった機材を使って演奏されている模様。さすがにボトムに太さがあまりないですが、このヒプノ感は天晴です。
英語ですが↓に本作品に関する、とても面白い考察が載っています。
■geeta deyal » Thoughts on ‘10 Ragas To a Disco Beat’
■geeta deyal » Further thoughts on ‘10 Ragas to a Disco Beat’
これによると、82年ば前述のシンセ類は発売されたばかりの時期で、さらにMIDIが一般化するのは83年だそう――そう考えるとなかなか面白いですね。しかも(上リンク先でも指摘していますが)インド人が英語のマニュアルを把握できるのか?……など、謎も尽きません。
どの曲もBPMは大体140を挟んだ感じなので、ダブステップ、特に“POST-DUBSTEP”なんて呼ばれるサウンドにも通じるところがあるような気がします――例えばココで触れたADDISON GROOVEとか。ジューク(JUKE)とか。あ、あとコレコレ! BPMを測ったりしつつ、ぜひお試しあれ。
■DISC SHOP ZERO:CHARANJIT SINGH『SYNTHESIZING: 10 RAGAS TO A DISCO BEAT』
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